セミナー内容情報
心電図、何故こうなるの?
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心電図を“波形の暗記”ではなく、“いのちのリズムの物語”として理解するための新しい学びが始まります。本セミナーでは、最新の教育テキストを用い、従来の「総論→各論」という分断的な構成ではなく、洞結節・房室結節・プルキンエ線維などの役割を学びながら、その異常(不整脈)を同時に理解する〈統合型〉の学習法を採用しています。
また、アイントーヴェン、ウィルソン、ゴールドバーガーといった心電図学の先人たちの発見にも触れ、波形の背景にある科学と歴史をたどります。P波、QRS波、T波の一つひとつに、人類が積み上げてきた臨床知の歩みを重ねることで、心電図への理解がいっそう深まります。
“読む力”から“感じ取る力”へ――。心電図を通して患者さんのいのちを見つめ、医学の歴史と未来を結ぶ、新しい学びの時間をぜひご体験ください。